マイナンバー個人番号カードには有効期限があり,有効期限を過ぎると、
身分証明書としての機能はもちろん、その他でも利用することができなくなります。
マイナンバー個人番号カードの有効期間は、年齢ごとに設定されています。
<個人番号カードの有効期間>
20歳以上の方 10年(発行日から10回目の誕生日まで)
20歳未満の方 5年(発行日から5回目の誕生日まで)
但し、マイナンバー個人番号カードの交付申請をしたときに
「電子証明書」の利用を希望した方は、20歳以上(有効期間10年)の方でも、
引き続き電子証明機能を利用する場合には、
5年に一度、電子証明書機能の更新手続きが必要になります。
マイナンバー個人番号カードのICチップには、
公的個人認証サービス「署名用電子証明書」と
「利用者証明用電子証明書」の2つの電子証明書が搭載されています。
【署名用電子証明書 】
氏名、住所、生年月日、性別の4情報が書き込まれ、
e-Taxの確定申告など電子文書を送信するときに利用する機能です。
【利用者証明用電子証明書 】
マイナポータルを利用するときや、
コンビニで住民票などを発行するときに利用する機能です。
15歳未満の方は「署名用電子証明書」を利用することができませんので、「
利用者証明用電子証明書」の更新手続きのみとなります。
従いまして、20歳以上の方のマイナンバー個人番号カードは、
身分証明書として10年有効で、電子証明書の機能を付けている方で、
引き続き電子証明書を利用する場合には、5年に一度、電子証明書の更新手続きが必要になります。
マイナンバー個人番号カード、電子証明書の更新手続きは「有効期限の3ヶ月前から」、
お住まいの市区町村窓口で続きが可能です。
又、電子証明書の更新と個人番号カードの更新手数料はそれぞれ以下のとおりです。
電子証明書の更新手数料 200円
個人番号カードの更新手数料 800円
マイナンバー個人番号カードの更新手続きは、有効期限を過ぎてしまった場合でも可能ですが、
更新手続きの際には別途、身分証明書(免許証・パスポートなど)が必要になります。
手続きの際は有効期限を確認し、有効期限内にする更新手続きをすることをお勧めいたします。