厚生年金保険料率の変更

ご訪問ありがとうございます。

京都の記帳代行・経理代行

株式会社 Tステアーズの松田です。

 

 

◇ 平成29年9月分からの厚生年金保険の保険料率が変更になります。

 

厚生年金保険の保険料率は以下のように変更になります。

 

一般(厚生年金基金加入者)

坑内員・船員(厚生年金基金加入者)

現行

18.182%

13.182%15.782%

18.184%

13.184%15.784%

変更後

18.300%

13.300%15.900%

18.300%

13.300%15.900%

 

注:厚生年金基金に加入している方の保険料率は、

厚生年金基金に未加入の方の保険料率から、

基金ごとに定められている免除保険料率(2.4%~5.0%)を控除した率となります。

 

平成16年の年金制度改正での保険料水準固定方式により、

段階的に引き上げられてきた厚生年金保険料率は、

今回の措置で国の決めた上限に達しました。

 

この保険料水準固定方式は、最終的な保険料(率)の水準を法律で定め、

その負担の範囲内で給付を行うことを基本としています。

 

従いまして、今後は厚生年金保険料率は、上がらない予定となっています。

厚生年金の支給財源が不足するようであれば、

年金受給者の給付水準を調整することになります。

 

 

 

◇ 変更後厚生年金保険料率で給与控除するのは、10月支払分の給与

 

原則は、「翌月控除」ですので、

10月に支給する給与から変更後の社会保険料を控除しますが、

「当月控除」を行っている場合には、

9月に支給する給与から控除することになります。

 

 

 

◇ まとめ

 

 厚生年金の保険料率引き上げは9月で完了すますが、

幼児教育無償化の財源を社会保険料の上乗せなどで確保する

「こども保険」の設立が検討られており、

今後、社会保険料がさらに増加する可能性もあります。

 

又、健康保険料・介護保険料率については、

今後の医療費の増大により、増加する可能性があり、

厚生年金保険料率が今後上がらなくても、

社会保険料率全体は今後も上がっていく可能性はあります。

 

 

記帳代行及び経理代行によるコストの削減

経理担当者の退職の為、スポットでの経理の代行

税理士様他専門家の紹介等、なんでもご相談ください。

 

京都 記帳代行・経理代行 

株式会社 Tステアーズ

連絡先:松田

TEL:090-3277-5402